2009/03/18

縞ふくろう

このあいだまでワタリウムで展示をやっていた島袋さんのその展示についてのコメントで、わたしが二日くらい前に書いた日記と通じることをおっしゃっていたのでご紹介します


日本って、外国人からみたら単一民族で、一見ギャップがないように見えると思いますが、実はいっぱいギャップがあって、少し世代が違ったり、少しやってる ことが違ったら、ほどんどコミュニケーションがないと思うのです。関わる術がない。だから、東京で、違う世代間や分野の間に橋をかけるというのはやらな きゃいけないし、それが僕の美術の仕事のひとつです。ゴルフの作品のところでも話しましたが、アーティストの仕事というのは、遠くと遠くの、今まで誰も結 んでなかったところを結ぶ、橋をかけていくということがあると思います。


島袋トーク
全文こちらで
アートというもののあり方の考えにとても共感。是非ご一読あれ



あんなに無理のない展示を見たのはいつぶりだろう?ってくらい、見る気持ちに全く無理のない空間だった。
そこにあるものを純粋にうけとめる素直さみたいなものが、あの会場では全開にさせられた。
それをさせてくれたのは、島袋さんの作品からにじみ出る人徳なんだろうなぁ。
「象のいる星」を眺めているときの情景なんか、もうすでに綺麗な思い出のようになっている。
なんとなく、なんだか、いいものを見たなぁって、記憶の中でも大切なもの入れにしまってある感じ。

2 件のコメント:

  1. トップすごい良いね。ちょっと嫉妬した。

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  2. 嬉しい!
    なんかビジュアルでコミュニケーションとる人がやってることが、さいきん少し理解できてきた。(対価のように日本語があやふや)

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