2009/03/11

夏のヒトデにぶら下がって 上から花火を見下ろして

大学受験のときは、何も失うものはないと思ってた。
絵に対するプライドも全くなかったし、守らなきゃいけないものは自分の誇りと芯だけで、それすらも壊されるものならいくらでも壊してもらってぐんぐん伸びたいと思ってた。
だからすごくどん欲だったし、勘を働かせて飲み込みも早かったように思う。

けどいまは、大切なものがいっぱいできた。
よくも悪くも抱えているものが多くて、でもその中で「どうしようコレ…」って座り込んで途方に暮れているんじゃなくてこれからはそのなかで絶対捨てられないものだけつかんで、一生捨てない覚悟で、今後のことは全てやっていこうと思った。
なくしてしまうことを恐れて全てに足踏みするんじゃなくて、絶対になくさないって自分で決めることからスタートしようと思う。


覚悟ってやつね。

でも守りたいものができたことは、幸せと思う。


いるかにさわった。すべすべしていたよ。
白いるかにもさわった。ふつうのいるかよりもやわらかかった。
でも性格は、いるかのほうがやさしいようだった。
さめは、やっぱり鮫肌だった。
らっこには歯がはえていた。
黄色のヒトデがいっぱいいる水槽に雨が降って、まるで夜空が落ちてきたかと思いました。



文学ゼミどうしてもとりたいなぁ。お願いしにいこう。

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