2009/03/29

キス アンド クライ

フィギアスケートを見ると、絶対必ず涙目になってしまう。気を抜くと溢れる。
そして見る度に勇気をもらう。
「わたしにはこれしかないから」と言い切って、そのことで逃げずに勝負する女の子は、なんて素敵なんだろう。
リンクの上で6人くらいがいっせいにウォーミングアップで滑ってるのを見たら、もう絶対妖精っていたんだろうな、と思う。
というかスケートをやってる女の子は、前世妖精だったんだと思う。
ひとりひとり個性がある妖精。

フィギアってその選手の雰囲気と、曲と、衣装と、演技の全部がディレクションされてるのが見ててわくわくする。
ますます妖精みを帯びてる。
ロシアの元気な16歳の女の子が、赤い衣装でぴょんぴょん踊るみたいに、すっごい笑顔で踊ってるのとか見たら、真っ赤な花が枝を燃やすように咲いている木のそばの湖で、ぎらぎらした暑い日の光の中、目の強い妖精がダンスしてるのとか想像した。
真央ちゃんは「月の光」で衣装も青で、柔らかいやさしい妖精が夜に踊ってるみたいだったね。
でも安藤美姫がいちばん感動した。
「今日のあの子ったら、全く素敵じゃないの」って湖の周りの木の枝にすわった他の妖精たちが噂するようでした。


女の子の名前で姫って名前に入ってるのいいなぁ。
夏生まれの友だちが「夏姫」でなつきっていうんだけど、すごく高貴な感じがするよね。まあ実際のその友だちは小学生の時シャズナの顔がプリントされたTシャツ着ててつい最近まで「シンガーソングライターになりたい」とか言っていたんだけどね。


あと今日よく流れてたけどいまのアジエンスのCMすごく好き
真央ちゃんのやつも、花が画面一杯に出るやつも。
元気が出たり勇気がわくCMはすばらしいね。



そして選手が演技の後に点数の発表を聞く部屋の名前が「Kiss&Cry」だというのに感激してた。
誰が言い出したか知らないけど名前つける天才だろ。
まぁでも言ってみれば世界中どこでもKiss&Cryですけどね。

そして終電で宇多田ヒカルを聞きながら帰った。

まぁいっいんじゃっなーいキスアンドクラーアーアーアーイ !

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