2008/01/19

サウダージ

毎日の生活に、しおりをはさんでいくように。



家に帰ったら、ひいおばあちゃんからはがきが届いてた。
えんぴつで、行がななめになって、でもていねいな綺麗な字で。

「諏訪湖も氷もハラズ波うております。スケートも出来ないです。又書きます ヒイババより」

でしめくくられていました。嬉しいなぁ。手紙の嬉しさは、もらわないと絶対に思い出せないよね。
日常レベルの中ではとんでもなくハイクラスの高揚。
うれしいなぁ
もう98歳になるのかな

お返事書こう。


買い物した袋の包みを開けたら、小さなちょちょのかたちに切り取られたいろとりどりの紙がたくさんでてきた


うなぎを食べた



幸せにすこしふれた

2008/01/15

花も嵐も

今の自分のキャパ以内におさまることなんて大したことではない、ということに気付いた。
今あしらいきれるもの、楽々こなせるもの、そんなものは元からできるってわかってる問題集を解いたり、どんなものになるか分かりきっている作品を作ることと同じくらい無意味だ。
無理、無理と思いながらも、傷つくって感じながらも向かっていくこと。

神は臆病者を嫌いたもう。


一秒先も予測できないことに、感受性と直感と思考を全開にして挑むこと。
いろんなことが繋がっていく。私が感じていたこと、相手が感じていたこと 今まで読んできた本の内容 賢者の言葉 e t c

毎秒捨てるといいながら、自分だけは必死にいろんなものを捨てまいと抱え込んでいたことに気付いた。
卑怯なわたし。
それら全てが大切なものと信じてきたけど、一旦何もかも壊されてぐちゃぐちゃになって、そしてそこから咲く花が見たい。


フィルターを一つ増やそうと思う。
純度と厳しさを増そう。
今日のは公開したものの中では今までで一番、私と距離が近い日記。な気がする。

2008/01/13

夢を見た パレードの

素敵なしぐさを思い出してみる

頭の中の思考がばらばら ぎゅっと一点に集中して考えを纏め上げるという作業ができなくなってきてしまっている。
このままじゃいけない

コピー論のテストのとき、気が遠くなるような腹痛と戦いながら、それでもこれは痛みのせいだけではないな、とどこかで焦った


あんなに得意だったことがどこかに行ってしまうということはあるのだろうか 取り戻しに行かなくちゃ

2008/01/05

抱いてあげるからおいで

言葉があふれ出るように頭に浮かぶことがある
それは書きとめておくべきことなのか何時も迷う

書いておこうと思えば書いておけるけど、じゃんじゃん潔く捨てていってもっと核のところ、濃度の高いところだけを見逃さないで掬い取っていきたいと思う
でもそういうところだけじゃ話は成り立たないから困るんだよなぁ
生活も一緒。
劇的なことやドラマチックなことや、何かを得られる瞬間ばかりが永遠に続くわけじゃない。
あまりにも冴えない時間や日々のルーティンワークややりたくないけどやらなきゃいけないこと も たまにはある というかそういう時間がたくさんなので、そういう時間をいかに自分にとって意味あるものにしていくかということに私は生きる力の8割は使っている気がする。
楽しみな時間を待って前回楽しかったことを思い出しながら時間を潰すんじゃなくて、楽しみな時間を待ちながら素敵なことをしていけるようにやっと最近身体を慣らし始めた。
でもまだ相当な怠け者なことには違いありません・・・

私は何においても、2つ同時に違うことをするというのが苦手なんです
電話で話しながら メモ とか
テレビ見ながら ごはん とか
ご飯食べながら 話す とか
音楽を聴きながら 課題 とか


何かこうとしたんだっけ。 あ、母方のイケメンのおじさんに「良い女になった」「綺麗になった」と100回くらい言われてちょっとハッピー

2008/01/02

夜の襞

例えば湯船に入りながらお化粧を落とせるように、窓の枠のところにメイク落としを置いておくこと。

が、デザインじゃないでしょうか。

だってお風呂に入った瞬間、そこに合理的に鎮座するメイク落としの存在がとても頼もしく壜のピンク色もいつもよりキュートに見えて、とても嬉しくなったから。

理にかなってて、かつ幸せに通じること。
茫洋とした言い方をするとそういうことだと思う


で、部屋を片付けてて、私がなりたい理想の女が住む部屋にするためにはどこをどうすればいいかな?って考えたときに、なんとなく棚の辺りに違和感を感じる、とかそういう感覚

が、センスというものではないでしょうか。



デザインはセンスじゃない、ということの意味が体感としてわかる。
あったらより素敵かもしれないけど、それは味付けの部分だから

みたいなね。



あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくおねがいします。

って一番気持ちをこめて言いたい人は自分自身かも とも思う。
でも周りあっての自分です。これを見てる皆さん、今年もどうぞごひいきに。よろしくお願いいたします。


淋しいのは当然だ、と、服のしわは告げる。
なりゆきにまかせなさい、と、カーテンの隙間は告げる。

気持ち良い音楽が届いた。今必要な本がなんとなくわかるというのは私の大きな財産だと思う。
このタイミングで、うたかた(吉本ばなな)を手に取るわたしの本能って。潜在意識って。人間は自分を甘やかす機能を持っていると思う。しくみとして。意識しなくても。