2009/03/31

泣くのはいやだ 笑っちゃおう 進め!

今日の朝5時ごろ、朝一番の便で郵便やさんに届けてもらおうと封筒を持ってチャリにのって漕ぎ出そうとしたらヒールの靴(最大の敗因)が脱げ、朝もやけぶる住宅街でガッシャーンとチャリごと転倒して手から血が出ました。いたい。
仕方なく家に戻って砂の入った傷口洗いながら、「こんなに痛くて泣かないの偉いよ」とハードルをかなり下げて自分を誉めたりしてやりきれなさをまぎらわしました。

でもそんなことしてる暇ないのでばんそうこう貼ってもういちど郵便局に向かう私。今度は打って変わって足袋のようなスニーカーで。
サドルは皮がはげてなかの白いのが見えてるし、漕ぐとからから音がするのでやばいなとは思いながら、気持ちゆっくり目でだましだまし漕いでいきました。そしたらふと途中でブレーキ壊れてることに気付いた。ヒヤっ

なんとかたどり着いたら郵便局の人に、「今ちょうどトラックきてますからこれも乗せて来ますね!今乗せれば今日中には必ず着きますので!」とさわやかに言われ、ダッシュで奥に走っていく係の人を見ながらありがたさと共に、「都内なら朝いちの便で速達で出せばその日につくのか・・・」と、今後ますますいろんな締め切りを先伸ばしにする情報を得てしまい、同時に焦って転んで傷まで作った自分の愚かしさに遠い目になりました。


始発に乗って帰ってきた風の、他人も自分もどうでもいい早く帰ってベッドに入りたいというかんじで駅からの道を歩く人ですら、私のカラカラいう自転車が通ると二度見した。



突然ですが春休みに読んだ本の中で一番愉快だった本のコーナー

カレル・チャペック ”園芸家12ヶ月”

チェコの小説家、チャペックは大の園芸好きだったらしく、園芸家としての1年間の仕事ぶりを月ごとに述べ立てた一冊。
今まさに読んでるんですけど、難しいこといわないで純粋に面白いな~と感じた久しぶりの本。
いつも読書は考え事の種まき作業みたいな感じですることが多いのですが、この本はチャペックの園芸熱の中に飛び込んで、始終目が笑いながら読むことが出来てとっても楽しい。
本の構成も「1月の園芸家」「2月の園芸家」「3月の園芸家」とシンプルでとてもいい。
こういう本書きたいな。”散歩家12ヶ月”とか

0 件のコメント:

コメントを投稿