2009/07/27

ハートカクテル

いつか家を出たら、猫を飼ってみたい。
わたしの人生に今まで猫は全く登場してこなかったんだけど、
本を読んでると、ものすごくたくさんの猫好きの意見を聞かされる気がする。
たまたま私が読む本を書く人に猫好きが多いのかもしれないけど、
猫好きって、猫が好きなことに誇りを持っているというか
猫を好きなことがひとつの哲学のようになっている人が多い気がする。
すごーく熱心に好きというか。
だからたくさんの人がそんなになってしまう猫を、一度飼ってみたい。
けど可愛いよね。やっぱり。
いままで何の迷いもなく犬派だったけど、きっと可愛いの質が違うんだろうな。
天気で言うと犬はぴかぴかの晴れで、猫は薄曇りってかんじ。アンニュイ

2009/07/26

水と強い意志

こないだ久々に友だちと二人だけで飲んで、
そんときに、わたしが何かじっと考えてる間、
相手は誰も喋るひとがいないということにしばらく気づかなかった。
二人で飲むってそういうことか。

あっちのほうの緑が綺麗だからとかいい匂いがするからとか
そういう動機だけの目的のない旅がしたい。
けど本当は、もともと旅に目的なんてなかったんじゃないのかな?

2009/07/22

線路が主人公の小川未明の童話がある

人生を24時間に例えると〜ってよく聞く言葉で、うまいこと言ってる割には何度も聞くとそんなに響かない言葉だけど、けど今、周りの空気がすこしずつ動き出してるかんじは、たとえ話じゃなく夜明けにとても似てる。
いま私が22歳だから、86まで生きるとしたら、
5時ちょっと過ぎで、72までだったら7時過ぎ。
たいへんもう夜明けどころじゃなかった。

朝のできたての晴れた空の下で、汽笛が鳴って、
ぴかぴかの車輪がゆっくり回りだして、
いよいよ汽車が走り出す感じ。
周りの友だちを見てて。わたしはどうだろうか。


最近自分にしょんぼりすることが多いけど、
わたしが縮んだんじゃなくて、周りの世界が広がったんだな。
世界は動くから、いつまでも同じ私のままで同じ存在感は保てないということです。



オードリーの春日ってすごくいいね

2009/07/19

レリホー


おもしろいよー。
ふつうの文庫なんだけど開きがやけにいいのは気のせいじゃないはず。何故。
イラストも著者が書いてるらしい。スッゴイ

自分が新しいと思っていることは、過去に自分よりも頭の悪い人によって考えつかれたことのあるものだという言葉があるけど、本当に自分が革新的だと思っていることと同じようなことを考えてる人は過去に100万人くらいいるんだろうなぁと思った。恥じる。




一年のとき友だちとハワイに行った時にドラッグストアで買ったペディキュアが最近固まって使えなくなって、それがなくなってからなんとなく調子が悪い!
わたしという建物の管理人みたいな人が、気に入らないことがあってふくれてるかんじ。
もっと高いブランドのネイルを買って塗ってみたけど、ぜんぜん違うの。
血のかたまりみたいに見える!
そのお気に入りだったネイルはREVLONのすごい安いやつなんだけど、
色の名前が「Love That Red」というので、大好きだった。
性能とかとは全く関係なく、そういう個人的な思い入れがあるものはとことん愛してしまう。
どこかでまた会えないだろうか。
けど今足下を見たら、最初に塗ってがっかりしたときよりは、少しは素敵に見えるな。
変化はこうやって受け入れていくのものなのかな。
けど最初の気持ちも忘れたくないな。
愛ある名前に敬意を表してもうあれ以外の赤いネイルはやめようかな。

高校のときの友だちに会ったらみんな爪がスゴく可愛くて、
それ見てからネイルサロンに行きたい。



ミッドタウンでやってるJAGDAの展示見て、デザインって楽しいものなんだって思った。本質的に。
感動した!っていうよりは、自分がいちばん大事にしている宝石にほこりがかぶっていたところに風が吹いて、そのほこりがすこし飛んでその下の輝きを思い出したような、
または深い深い暗い穴の底で眠っている猛獣の毛並みがそっと撫でられて、その獣が目を覚ましそうな動きをしたような、
人気も生き物の気配もしない泉のまんなかに、波紋が広がったような、
そんなかんじがした。
忘れていたわけじゃないけど、そうじゃないと思い込まされていた呪いが解けかかったような、けどまだ呪いは体の中に残っていて頭がうまく働かないような。ような ような

福田繁雄さんの「喜怒哀楽の喜と楽だけを表現していく」っていう言葉にも、同じことを感じた。
怖い気持ちに負けたくない


日記久しぶりすぎて、起き抜けで目がうまく開かないみたいな感じがする。
寝起きの顔をもう支度し終わった人に見られて恥ずかしいんだけどまだぼんやりしてる、みたいな。
こういうのは定期的にたまごをうみつづけないとだめなんですね。

2009/07/06

私の自由は、他人の自由が始まるところで終わる

News from Paradise/パトリス・ジュリアン


最近、
ずっと読み続けている本の中から全く新しい言葉を発見することがとても多い

万華鏡の四角



万華鏡の視覚展を見に行ってきた。

シャンデリアの作品が好きすぎて、胸が苦しくなった。
シャンデリアでモールス信号なんて…詩すぎる。

新聞を切り抜いて作った詩は、岡崎京子の「Pink」で小説家志望のハルヲ君がつくる切り貼り小説を思い出した。
これもすごく好きだった。

LSD(LDSだっけ?いっつもどっちかわからなくなる)の噴水は、溢れる水がなぜかものすごくおいしそうに見えた。
「甘露」という言葉が強く浮かんだ。
すごく心休まるゾーン…とおもいきや植物は食虫植物だし、水には薬が混ぜ込まれていて、世界がもしこんなふうだとしたら怖いと思った。
あれを「まるでいまの政治のよう」とか「東京そのもの」とかまではまだ言いたくないです。



エヴァンゲリオン序を見た。

破も見たいな、と思った。



海に関する小説が読みたくてしょうがなくて、ABCをさすらったけどぴんとくるのは見つからなかった。
ので、川とか海とか水とかが深く関係する、いい小説知ってる人がいたらぜひ教えてください。
本屋で見つからなかった時本当に、水から出された魚みたいになんとなく息苦しくなった。
小説でえら呼吸したい

写真は去年の沖縄。なんかスキャン失敗したやつ。
旅に出たすぎて切ない

2009/07/05

宵越しの記憶

学校に行く道の途中の、橋が架かっている川の土手に、今日はじめて行ってみた。いつのまにか階段ができてて、行きやすくなってたよ。
景色がまるっきり大島弓子の書く風景で、枝垂れた木に茂った葉と水場。
しばらく座って水の音を聴いて、水の温度と川の深さを想像してた。
次に書くもののテーマが固まった気がする



髪切ったんだけど、翔くんのブログに載ってたタマソニのときの私の写真がまるっきりおソノさんだった…もうだめだ










恋人ウケがすこぶる悪いです



さきちゃんへ
あの紙お香の使い道をまたさらに考えたんだけど、手紙に入れたらいいと思う。
いい匂いの手紙なんてきたらいっぺんに好きになっちゃうよね!
楽しくつかってください

お誕生日おめでとう!



あした万華鏡の資格(ってどんなだろう)見に行こうかな。
けど気づけてよかった。友だちのブログよありがとう!

2009/07/01

サファイアで織った布

今日爆笑したこと

美容師に一人暮らししたいって言ったら、
「けど大変だよーだって服脱いだらその服ずっとそこにあるんだよ。
俺最初びっくりしたもん。え〜なんでまだここにあるの…って」
って言ってたこと。
お皿とかシンクまで持ってけば後はどうにかなるもんだとおもってたってさ。確かにそうですよね。
しかし文章にすると何故あそこまで狂ったように笑ったのかわかんないわ。
あと同じ美容師が、「こないだカラオケでUAの情熱唄ったんだ〜しかも物まねで」って言った次の瞬間UAになりきって唄い出したこと。似てたし。
曲の中でも最もUAになる部分があって、そこがポイントらしい。「も」とか。
その美容師は顔は平井堅ぽい


今日びっくりしたこと

マイケルジャクソンとお父さんが同い年だった。

同い年っていうリアリティすごいな…
ほんとにもしかしたら、いっしょにガリガリくん食べたり、同じ人好きになって学校の階段で「でもお前とも友だちでいたいんだ」とか言ってたかもしれないんだね。同い年だもん。
いったいどれくらい量の「もしかしたら」が必要なのかわからないくらいの距離だけど