2008/11/27

強がりのくせに

ここ2日くらい、全く音楽を聞かなかった。
通学途中も。
ただずっと、目を開いたり閉じたりしながら、周りの音を聞いていた。
周りの人の会話も。いろんなことが見えてくる。
今日の帰りのバスの後ろの席の人の会話がダントツで面白かった。
語尾に「クソ」をつける女の子の話。
思い出して笑える。

で、今ひさしぶりに音楽をかけてみた。ら、
ごちそうみたい。って言いたかったんだけど、実際は、ただただ贅沢な感じがした。今ここで、演奏してくれているような。ドキドキした。箱の中にお相撲さんが!と同じ発想ですね。



何年ぶりかで野ばらの本を読んだ。電車の中で泣いた。中学のころ、高校のころ、何を考えていたかはもやがかかって思い出せないけれど、どういう目線で世界を見ていたかをちょっとだけ思い出した。
そしてまだ彼の本の世界に共鳴してしまえる自分がいて、驚いた。根本的なところはもう一生変らないのかもしれない。
わっかに会いたいなぁ。このブログ見てんのかな?

”目標よ。私は夢なんて甘い言葉は使わない。”

わたしもそうする。
夢は永遠に見続けるけど、夢と言う言葉で現実を先送りにするのはもうやめよう。
それに、少女趣味な大人にだけはなりたくないなと思っていたところよ。
少女のような大人は好きだけど。



川上弘美の『神様』も買った。もうこれ本当に素敵だわ。この人は不倫の話とか書かなくていいのに、と思う。こういうことだけをずっと書いていればいいのに。
熊と川に散歩に行く話。教科書に載ってたよね?
今読んでる二話目の”夏休み”で泣いた。私の好きな人には全員読んで欲しいなぁ。



あと3つくらい日記に書きたい話題があるんだけど、現実との折り合いをつけて、ここでおしまい。

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