星座小説 12個の物語
天秤を持っている。てんびん座は、バランスをとる。ものすごい笑顔でお礼を言われると、生返事でさっさと通り過ぎてしまう。笑顔が溢れすぎてはいけないから。世界中に、いつも同じ分量の笑顔がなくちゃいけないから。だから誰かが怒ったら、私は痴呆のようにへらへらとすることにする。
天秤を持つ女の子の話を考えたから。
私が会社を建てたら、晴れた日は絶対にピクニックするなぁ~
だって、お天気で嬉しい気持ちよりも優先することなんて、その気持ちを押しのけてまで、やらなきゃいけない大切なことなんて何も無いもの。
そんな日は家族や大切な人も連れてきて、大勢でピクニックをする。
働くことと蜜月でいたい。一生。
よーしがんばるぞー!
自然の中に戻っていくために、がんばっているんだと言うことを忘れたくないね。
まぁでも本物のヒッピーではないから、普通にコンビニでおやつとか買っちゃうけどね。
そこはいいと思うんだ。幸せならそれでいいと思うんだ。大切なものが何か分かっていれば。
なんて考えちゃうくらいいい天気です。
午後は緑の雨が降るでしょう。
花の名前をつける人になりたいな、と思った午後。
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