2009/02/21

女の子には

いつだってやわらかく、かわいく笑っていてほしいなぁと思う。
それだけで本当に世界が居心地よく、楽しそうに思えたりするから。
朝の光をいっぱい浴びて、すこし眠たそうでもいいから、ゆっくり笑ってほしいと思う。
そういたいと思う。
有機的でいたい。植物とか動物とか、あとは風とかの、生きているものとうんと仲良しでいたい。


裸の木を見て、悲しみにくれることはない。もうすぐそこに、花がつくことを私たちは知っているから。


知るということは慰めの一種なのかも。



実家に暮らしていると、家族の生活の雑音やのんきな会話が耳について、忙しい時なんかは本当にうんざりして一刻も早く家を出ようと思っていた。
けど、今日の夜ひさしぶりに私以外の誰も家にいなくて、その圧倒的な自由と、自分以外の人に向けられないフラストレーションが全部わたしのほうを向いていて、
ああ普段、わたしは家族に文句を言うことで、自分の甘さとかの責任転嫁をしていたんだな、ということに気づいた。
いつもだったらこれ幸いと思う存分好きなことして楽しむのに、なぜだか今夜は、焦ってばっかりの自分がくっきりと見えた。

帰ってきて手を洗う家族の水音が、やさしく部屋まで届いてきた。


そうだったのかぁ。じゃあでもやっぱり家出たい。

2 件のコメント:

  1. あ〜すごく同感。
    いっぱいいっぱいになってやっと家族に支えられてるなぁと実感した。ありがたや。。

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  2. ね!
    自分ではずっと邪魔に思っていたことが、ある日突然それによって支えられてたんだと気づくよね。。。
    ありがたい。。まじで。

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