2008/12/27

暖かい腕の中

やりたいことやってる人はたくさんいるんだということを今更実感して、なんだか焦るよー。
GReeeeeeN(eがほんとは何個あるかなんて知りません)ですら歯科大なのに音楽やってるし。
よく考えてみればそんな人ばっかりだよね。
自分の今いる環境に一直線じゃなきゃいけない理由はなにもなくて、結局自信がなくて逃げ続けてただけなのかも!
でも焦ってやっていいことなんか何もないからね。
落ち着いて、そうスピードより重要なのは着地。
あんなこといいなできたらいいなじゃなくて、ドラえもんいなくても始めなきゃなぁ。


ワタリウム美術館の地下の本屋はアドレナリンでまくる。
久しぶりに行って、しかもあの本屋がワタリウム美術館だということを忘れていて、地下降りていって天井まである真っ黒い本棚と立てかけられた梯子を見た瞬間口がチェシャ猫みたくなった。

私は死ぬなら晴れた日に木漏れ日が差し込む深い森の中の、乾いた土と草の上で死にたいと思っていたけれど、あの梯子から真っ逆さまに落ちて死ぬのでもいいな、と思いました。
美女と野獣でベルがよくいく貸本屋さん?にあるみたいな梯子だよ。





考えることに書く手が追いつかない。
パパパパパッと一瞬のうちにひらめいて繋がって行く考えは、側に来てくれたことが奇跡のような、まるで蝶や鳥に似てる。
羽根が光に透けて光って、あっと思った次の瞬間には花の咲いた木のてっぺんに止まってしまう。ドキドキしながら祈るように眺めていても、そのうちもう二度と逢えない所に飛んで行ってしまう。

それらを捕まえて、弱って死んでしまわないように、飛んでいるときの自由さはそのままで、それを自分のやり方で定着させるまでの間活かしておくことが、実は一番大変なんじゃないかと思う。
創造の8割ぐらいは、そのエネルギーなんじゃないかな。
自分の中が鳥籠になったよう。それって素敵な考え。
自分を大きくすればするほど、鳥や蝶は楽しく飛んでいられるね。その大きさはきっと、心の大きさなんだと思う。

心臓や動脈の間をすり抜けて、やがて肺にとまる。
白い肋骨が抱くように囲む中

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