2008/03/19

春雨を食べ物の名前にするなんて なんてセンス

遠山由美さんという現代アーティストを見つけた
http://www.yumi-tohyama.com/

最初に本屋で本を見つけたときに、まだ何冊もあるのにおもわず胸元に抱きしめて本屋を徘徊するという奇行に走ってしまったほど惹き付けられるものを感じた。
そしてなんといっても、作品の密度もさることながら、ホームページが・・・・!!!!もう!!!!!!
理にかなっているとしかいいようがない。
わたしがFLASHの課題でやりたかったことが、彼女はもっと煮詰めて、自分の方に引き寄せて(というか彼女の作品のコンセプト自体がもうすでにわたしをうちのめした ああやられた)、完全に完結させられている。素晴らしいです。ぐぁぁ~ となりました。

しかもしかも、ネクタイの新しい発想を提案するジラフの代表取締役でもあるんです。彼女。
運命だ。ジラフもすごく好きだ。から。
http://www.giraffe-tie.com/

うう~ん。気になる人です。とても。
こないだ写美でやってた”文学の触覚”http://www.syabi.com/details/bungaku.htmlを見てかなりつまらない気持ちになった(もうちょっとおもしろいことしろよ大人たち、と思った おもしろくなりそうなのもあったけど。 そんなマスターベーション的なことばっかりやってる人ばっかりだから出版業界はどんどん袋小路に入って行っちゃうんじゃないの?と思った。なんか作品そのものよりも、それにとりかかる人たちの根本的な内向さに少ししょんぼりした)(ごめんなさい このブログ最初で最後のグチでありたい)から、こういう文字が文字以上の意味を持つというか、文字でしかないことを脱するということについてちょっとだけ絶望を感じていたのだけれど、彼女を見てまた希望がもてた。
結局色んなメディアをこすりつけるだけじゃ意味がないんだな・・・・美しいものにはフィロソフィーがある。ということなのでしょうつまりは。
まぁ彼女は平面を脱してはいないし、メディアも必要最低限のもので行っているし、文字を文字としてこれ以上何処にもいけないくらいがっちりと固定しているんだけど、なんだろう、この広がり

わたしもがんばりましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿