2008/03/17

入れ物としてはなかなかで賞

靴磨きがなんとなく好きです。
今さっき家に帰ってから、3足を磨き終わって穏やかに晴れ晴れとした気持ち(薄曇りていどの)です。

何故靴磨きがすきなのか考えてみる と

1 手順が少ない  これはとても重要です。私は気が短くて打たれ弱いので、手順の少なさはその行為の成功性を確認する際に非常に安心感をもたらしてくれます。始まりの時点で、ある程度終わりが見えている―100メートルトラックよりはさすがに遠いけれど、終点の駅が薄ぼんやりと見えるくらいのスパンの作業が最も好きです。

2 現実的な手応えがある・作業をした実感が顕著に現れる これも大事。拭く、汚れ落ちる、磨く、光る、というわかりやすい私と靴とのラリーがあるのが好きです。こちらが手を滑らしたところは、先ほどよりも一段階深い色合いになって艶々とするのです。たいへん人間味があるね。 


あと好きな家事といえば洗濯がありますが、これは作業の多様性がいいよね。干す時に外に出られるという機会もあるし、しかも洗濯物を放り込んで洗剤をセットして、実質洗濯をしている大半の時間はこちら人間側は「待ち」の状態なわけですよ。これがいい。
その間に他の家事を片付けるもよし、本を読むのも良し、何をしていてもその間流れる川のように(たまに桃なんか流れてきちゃったりしてね 洗濯中なだけに)洗濯機は回り続け、一日の必修科目の一つを消化しつづけているというのが何だか自分がとても効率的な人間になったみたいでとても嬉しくなる。よな ウフフ


その点料理はちょっと理由1に基づくとすこし作業スパンが長すぎますね。その長さが良いんだろうけど。
料理したいな。おいしいもの作れるってそれだけで人生ハッピーだよな


しかし私は靴磨いても映画見ても本読んでもなにしても、最終的に自分の生活哲学に結び付けてしか物事考えられない。それっておかしいかしら?
”教訓”がすきなんだな。多分。うーん。

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