2009/09/16

次回はエレガンスの授業




エレガンスの実践者、s秋子ちゃんが教えてくれたBOSSのCM…。
どうしようもなくいい。ハープウーマンになりたい…
関連動画のアンコール編というので、演奏者紹介が見れます。
どうしてこんなに感動するんだろうとじっと考えてみると、
人はディテールで感動するという事実に改めて気づかされる。

タクトからの流線(ロゴタイプとの感覚の一致)
背景のくらやみ
山根のたどたどしさ

などなど



背景が黒だということでそういえばで書きますが、
最近読んだ川上弘美の「此所彼処」というエッセイの表紙が秋山花さんのイラストで、それがとても好きだった。

















なんでこの絵がいいのかな?とじっと見つめて考えていて、
この写真だとつぶれてしまってるんだけど、背景の漆黒のところに、本当はポツポツと白い点が描いてあるのね。それで星空だ、と思って、それからだった。
この絵は夜の絵だから好きなんだなぁと気づいた。
それはつまり時間があるから好き。時間があるってことはそこがひとつの世界として存在するということだと思うから。

イラストレーションで時間の設定がある物ってあんまりない気がする。
全体のトーンとして明るいだとか暗いだとかはあるけれど、断固としてこれは朝の絵だ、とか、この絵の中はくもりで少し湿度が高い。とか言ってくる絵ってそんなに見ない。
小説だとむしろそういうところからどんどん言うから、それに近い物を感じて、この絵がいいなと思ったのかもしれない。




今日は図書館に行った。冒険だった。こんなに図書館で楽しめる私ってもしかしたら暗いのかも…と思えるほど熱心に本の背を見て回った。
そんなこともあり最近あんまりにもほっこりに傾倒しすぎてるんじゃないかと心配になって、犬の散歩をしながらDEERHOOFを聴いた。

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