私がもし詩を書くとしたら
それが誰かに届くとしたら
額に入れるような詩じゃなくて
そこらへんにぽんと置いておけるような詩が書きたい
ビルのエントランスにスポットライトに照らされて生けられている花じゃなくて
ねっころがった耳元で揺れる花のような詩が書きたい
よそゆきじゃなくて、ふだん着のワンピースのような、詩が書きたい
大事にしまっておくんじゃなくて、毎日必ず身に着けるピアスのような、詩が書きたい
お告げじゃなくて、親しい人の電話口の声のような、詩が書きたい
ディナーじゃなくて、夕ご飯。な、詩が書きたい
うーん恥ずかしい けど本当にそう思う
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