2008/05/20

雷とばら

大切な ブローチを直してもらいにいった
その場でいじくりだした女の人に頼むから壊すなよ・・・!と念力を投げつつ見守っていたらすぐ直った。
なんでもそうだけど、自分の専門範囲外のことって、もう必殺、ナントカカントカ!みたいなその道の人ならではの技とかが必ずあるんだろうなぁと特にお金を払ってお願いする場面ではすごく持ち上げて考えちゃうけど、
外れたピンを元に戻すのにまわりの留め具をペンチで広げて、差し込んでそれが落ちないうちにまた挟んで・・・・と息を飲むほど地味で当たり前の作業をしていて、ああ、誰しも人間だもんな。と思った。
それが悪い訳じゃ決してなくって、私は過剰に、世界には自分のあずかり知らない「何かすごい特別なこと」があると思いすぎていたのかなぁと今思う。
もちろん仕事にあたる人の志の問題もあるし、どの分野でもピンからキリまでいるんだということも思い出した。

まぁそれはともかく無事直ってまた私の胸元に戻ってきてくれたので何よりなんだけれども、それが直って「どうですか?」と言われたときに嬉しくて「わぁ、ありがとうございます!大丈夫です!」と言ったら
ちょっと驚くみたいに目を開いて、でも親しみのこもった笑い顔で、私の心を覗き込むようにして「よかったですねぇ!」といわれた。
よかったですねぇってそんなあなたが直したのになんて謙虚なんだこの人はと驚いたんだけど、
そんなに嬉しそうだったのかなぁもしくは直してる間中心配そうだったのかなぁと思い当たって分かりやすい自分に照れた。


今日のごはんメモ→やきそばをつくるときにしく油と途中で入れる水は少ない方がおいしい(ような気がする!)

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