夜の闇の暗さはとろりと目の中にとけてくるようだ
もしくはまぶたをとじたらまぶたのすきまからつうっと虹彩が流れ出るようだ
地下鉄の中の暗さとは違う目を閉じていても わかる
包まれてる感じがするかしないか
周りが硬いかやわらかいか
あずけられるか緊張しなければならないか
今も窓の外に柔らかい闇が横たわっているかと思うと甘くほころぶような気持ち
そっと重たいカーテンを開けると、まどろんでいた闇はうっすらと片目を開けて口角を上げたような気配がしましたとさ
滲みたいな(虹みたいな と打とうとしたらこんなことに)
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