2009/10/26

お砂糖たくさん

隣の家の門が壊れているらしく、風が吹く度に門がきしむんだけど、
その時の音が「クゥ」ってかんじの海鳥の鳴き声にそっくりで、
風が吹くたんびに港町にいるような気分になれる。雨の日。

過去に書いた自分の文章に励まされるこのごろ…。すげーいいこと言ってて嫉妬するくらいです。過去のわたしに。ばかみたいだけど
いつか誰かに届くといいなと思って毎回心を込めて書いてきたものだけど、
まさか自分が励まされるとは。その可能性は考えてませんでした。



本当に新しいことや、自分が変わることを体験した時って、
何かを得たというよりも失ったような気分になるんだということを最近知った。
手元にいろんなものがいっぱい来る感覚じゃなくて、むしろ手に持ってたものが消えて手ぶらになって、ちょっと無防備で心細いような感じ。けど身軽だね。どこにでも行けるね。




どんな状態のものも、何かがあるとも言えるしないとも言えるということにも最近気づいた。

おばあさんは「円熟した深みがある」状態だとも言えるし、
「若さが無い」状態だとも言える。
一方若い女の子は、その逆。ってかんじで

わたしはどんなものにでも必ずなにかが、
しかも素敵なものが「ある」んだという視点の側でいて、
そこから発信してゆこうと思いました。
そのほうが世界が嬉しいことだらけだもんね。
まあできてないんだけどね。むずかしいんだけどね。




世の中に好きな人が増えるというのは嬉しいことだ。
けど本を読むのも何かを見るのもどこかに行くのも、
わたしたちは好きなものを増やしたくて、してるんじゃないのかな。



みんなみたいにうまくはいかないけど、結果でるのに時間かかっても、デザイン続けようと思った。
デザインをまた好きにならせてくれた佐藤卓さんはじめ、
真剣なまなざしをくれたいい大人のみなさんに感謝です。
昨日会った10人のいい大人たちの話はまた今度。

「10にんのいい大人たち」ってまるで物語みたいだね。
「あるところに10にんのいい大人たちがいました」…

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