2009/12/31

一年経つには一年かかる

満ち足りた気分になるたんびに、「ずっと今だったらいいのに」とわりとしょっちゅう思うのですが、私が私な限り、ずっと「今」なんだなということに気づいて、うれしくなった。


いつもこんなあんまし色も形もないブログを見てくださっている方々、ほんとうにありがとう。
今年一年大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。
よいお年を!ををを

2009/12/27

E/Z/M/D

かっこいい大人は過去にもいまにもたくさんいるけれど、
その中から生き方を選んで生きる必要はないんだと思った。
私が最初のカッコいいのかたちでいいのね。




今年はとってもマルセル・デュシャンなクリスマスでした。





くるりとユーミンの組み合わせに可能性を感じてならない

2009/12/23

やさしい予感

おばあちゃんから昔もらったお気に入りのカーディガンのボタンをつけかえてみた。
中目黒にあるボタン屋さん、&STRIPEは店じたいが宝箱。1月に吉祥寺にも2号店が出るらしいよ。

貝と花と鳥のボタン。
けど大好きなものを組み合わせたら超いいものになるってわけじゃないんだなと思った。かわいいけど。ファッションデザイナーってすごいのかも。


明日はクリスマスイブなので、ブローティガン詩集「突然訪れた天使の日」から私がいちばん好きな詩を勝手にお届け!




だんだんときみをその気にさせよう

だんだんときみをその気にさせよう。
夢のなかでピクニックを
しているような気持ちに、ね。
蟻なんていないよ。
   雨なんて降らないよ。






みんなが年末もやさしい日々をすごされますように。

2009/12/22

恋のち愛


メッセージ・ソング
冬、いいなぁ。
関係ないけど、音楽が流れてると、部屋が少し暖かくなる気がする。なんでだろう?



こないだmixiで「国立国会図書館 パンク寸前に」というニュースがあった。
毎日毎日全国から本が送られてきて、それをずーっと仕分けるらしい。
バイトしたいな…
いつか司書になりたい。司書ってシスターみたいだなと思う。
静かなところで、大きなものに守られて、それのために静かに働くところとか。
何かを求めてやってくる人たちに、何かを与える媒介になるところとか。


((いきなり句を思いついた)

祈るようにスタンプを押す「返却の期限は12月25日です」)



わたしにはいつかなりたいもの、若しくは生まれ変わったらなりたいものが多い。

いつかなりたいもの(希望)
司書

生まれ変わったらなりたいもの(夢)
シルクドソレイユの団員
踊る人

今生でなりたいもの(目標)
本屋
(物書き)
母親


そんなになかったわ。




ーーーーーーーーーー
ところで、おかげさまで、就職活動に一区切りつきました。
助けてくれた人、応援してくれた人まじでまじでありがとう。
司書でも本屋でもなくまずデザイナーになります。がんばります。

2009/12/21

ポエトゥワ

天窓は
天窓からは星が見えて
けど星から見たら天窓から漏れる明かりは
きっと星のようで
まるで両想いだね



こないだ最高の傘を買った。ずっと素敵な傘が欲しいなと思ってたんだけど、ついに出会った。
手術台の上ではなく表参道で。
早く使いたくて、けどこの一週間ずっと雨の予報が無いので待ち遠しくって、読んでいたブローティガンの詩の中の雨という字をじっと見つめてしまった。

雨という字の下に傘をさしかけて、 を が濡れるのを守ってやりたい
(偶然句になってたシリーズ)





雨雨雨雨雨雨雨雨 
や蛙に  
ど う     、
り た
  え     、
  ば    、、


                   ふってるふってる。

2009/12/19

未練とといてごはんととく

毎日なんとなくみてるiチャンネルの占い、きょうの双子座の金運のアドバイスが
「もう使わないと思ったら潔く処分しましょう。未練とごはんは残さずに」
だった。
いい言葉だ。未練とごはんは残さずに。けどすこし悲しい。




こないだはゆらゆら帝国とYo La Tengoのライブにいってきました。

ゆら帝は、
音楽っていいな、かたちがなくって、かたちがないのに熱くって。
と思いながら聴いていた。

Mice Paradeが私の天国の音楽なら、Yo La Tengoはわたしの夢の家の前庭の音楽ってかんじがした。理由は忘れた。
2曲しか知らないバンドのライブであんなに楽しかったのは初めてです。
聴いてる間、ずっと旅のようだった。音楽の奥にしみついた、彼らが持ってきてくれた外国の生活やそこに流れる風のにおいまで感じられた。




森美術館の「医学と芸術」、じっくり見たせいかかなりよかったんだけど、
マイミクのひとがおすすめしていた展示はもっとさらにディープだった…
命の認識
東大の博物館でやってるらしい。序文が「苦悩の部屋へようこそ」…。
くわしくはリンク先で。
こんなの見たら森美術館なんてだんぜんミーハーに思えちゃいそうだね。
ミーハー側にいたい気もするが。
ターゲットも目的も違いそうだからあれだけど、探求には終わりがないね…

あんまり大きなことは言いたくないけれど

今日恋人がはまってるとゆうのでネイティブダンサーを聴いて、
そのPVが児玉裕一の作品だったんだけど、
そこでああ、やっぱりね、いいもんね、これ。となった。
そしてさかのぼること一昨日、神保町の古本屋でいい写真集をみつけて、紙の選び方がとても素敵だったので「この装丁やったやつぜったいただもんじゃねえな」と思って奥付見たら中島英樹の装丁だった。
あとは書店でふと惹かれる強い装丁は大抵、菊池信義か鈴木成一の作品だったり。

そういうクリエイターのありかたっていいな、と思う。
明確なビジュアルでの個性とかで大声あげて存在を示すんじゃなくて、世に出すものの質を淡々と保つことでだまって静かに佇んでるかんじ。静かな巨人のように。
わたしのなかで「仕事」ってそういうものだわ。



卒制で大事なのは、何を作るかじゃなくって、どれくらいの質のものを作れるかっていう証明なんだと思ったのを今思い出した。




(書いてる途中でふざけた電話が入って書くことを忘れた)




最近いろんな展示を見て、いつか大きいものが作りたいと思った。
抱きしめられないくらい大きなもの。
パソコンとかの媒介も使わないで、私と材料だけで恋するみたくつくりたい。
けど大きなことはあまり言いたくない。
けど言い出すと止まらない。

2009/12/06

夜に負けんな

みんな暖かくしてますか?!
「あたたまる」っていいよね。それだけでなんだかオッケーなかんじがするよね。
いま寒い人は、まずくつしたを履いてください。
いまがんばっているひとは、とりあえずあたたかくしてから、がんばってください。

外はスンゲー寒いらしい。いま弟が帰ってきたよ







ハナミズと連動してお送りする斉☆藤☆和☆義布教動画
格好良すぎて見落としがちだけど、歌詞めちゃくちゃいいから…
どの曲もAメロの歌詞がいい

2009/12/03









































































やみは光の母

2009/12/02

点滅するテキストエディット


















この光の美しさは、人の祈りの美しさなんだと思った。 シュテファン寺院























キューピーマヨネーズ… ウィーンの森の修道院